HumanMDLとは、いかなるツールなのか。 一言で言えば、「FREE版六角大王のモデルにリアルタイムモーションを付けるツール」である。 ※現状では、六角データフォーマットに依存している為、ROKファイル以外は使えない。 詳細はこちらの開発元ページを見てもらうとして、 要するに、ゲームで使われているようなリアルタイム3Dで遊ぶ為の基礎ツールなのだ。 此処で、あえて「基礎ツール」と言ったのは何故か。 オープンソース化により、HumanMDLには「その先」が可能性として広がっている。 決して、HumanMDLで作ったモーションデータが最終成果物ではない。 例えば、自らモデリングを行い、動きを付け、そのモデルでゲームに参戦する。 といった事も、絵空事ではないのだ。 事実。HumanMDLのデータを使った対戦ゲームの開発も進められている。 今後、色んなプログラマさんが参加することによって、様々な可能性を秘めている。 が。 ホンネを言えば、HumanMDLはまだまだ未完成なツールである。 インターフェース、機能面においてもまだまだだ。 今後、色んな市販ツールもモーションなどのリアルタイムコンテンツ作成に乗り出すことは 目に見えている。 そうなったときに、HumanMDL武器は何か。 オープンソースのフリーウェアであるという事。 多くの人の手によって、素晴らしいツールになるかもしれない。 そして、この思想を正常に進化させるためには、より多くの賛同が必要だ。 ゲームや、これから現れるであろうリアルタイムコンテンツは 新しい価値観やコミュニティを生み出す原動力になるだろう。 その礎としてHumanMDLは存在する。 とか、なんとか、もっともらしい事を言ってみましたが〜。 よーするに楽しければイイわけで 2Dで落書きをするのと同じ感覚で、 お気楽にモデリング、お気楽にモーションが作れたら楽しいでしょ。 そしてそのキャラクターがゲームなどの行き場所を得たら そーとー楽しくないですか? HumanMDLはキーフレーム間のスプライン補完によって 少ないキーフレームで、滑らかで自然な動きが可能なんですな。 お気楽にへろへろっと作っても、それなりに動いてくれます。 自分が想像したキャラクターに命を与える作業は きっと楽しいはずです。 とりあえず、使ってみるのだ〜。 |