dammy1氏デザインの悪CANNON（仮）を使いまわし部品90%で作ってみました。
なので、原画再現率もそれなりです。

通常のCANNONちゃんと違って、すらっとしたシルエット。
ほげーっと作ってるうちに、あたまの中にもやもやと浮かぶものが。

「可愛い」に対する「カッコイイ」みたいな「子供/大人」
あるいは「白痴/賢者」といったそーゆー対立関係というか。

ワシの中でCANNONちゃんは純粋な道具で、見た目やしぐさはどうあれ
単なる兵器という認識だったんですが、
悪CANNONは「ココロ」を持っているのかなぁと。

物語的には（物語なんて無いが）
こう、兵器としてのCANNONちゃんと兵士のドライな関係の中に
所詮はプログラムなんだけど、人をかばって自ら盾になったり
ある整備兵が愛着のあるCANNONちゃんを上官の命令で人間爆弾状態にしなければならなかったりと
人と（ある意味健気な）ロボットのドラマであるのに対して

悪CANNONの方は、
こう、信念を持って、自らの意思で戦っている。
心がありながらロボットであるという
キカイダーやら、銃夢で語られた葛藤のドラマみたいな。

こう。無慈悲に戦いつづけるCANNONちゃんに
声を枯らして叫びつづける悪CANNONみたいな構図。

そうやって悪CANNONは
CANNONちゃんを消耗品としてしか見ない人がどんどん嫌いになっていくーとか。

色々想像しちゃいますな。へへへ。


（010709）